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2020年7月7日

AIによるコンテンツ著作権侵害抑止サービスRighTectのリリースについて

 このたび、d.a.t.株式会社は無断でWeb上に複製・転載されているコンテンツホルダー企業のデジタルコンテンツについて、AIが自動で検知し、削除申請までをサポートする、AIによるコンテンツ著作権侵害抑止サービス「RighTect」(読み方:ライテクト)をリリースいたしました。with/afterコロナ時代においては、DX(デジタルトランスフォーメーション)が進む中で、自社の保有するコンテンツなどの情報資産を積極的にオンラインで活用・公開する動きが増加することが予想され、d.a.t.は「RighTect」を通じ、コンテンツ権利侵害対策強化の一助となることを目指します。

■「RighTect」が生まれた背景:コンテンツホルダーの課題

 昨今、コンテンツがインターネット上に複製され、著作権侵害とみられるケースが増加しています。コンテンツの所有者、文章や映像などの情報(コンテンツ)に関する著作権などの諸権利を持つ、出版社、レコード会社、配給会社、テレビ局などのいわゆるコンテンツホルダーにとって、個人のブログやTwitterなどへの投稿(まとめ)、海賊版サイトへの対応は、危急の課題となっています。自社コンテンツが不正に複製・転載されていた場合でも、それらを発見し、一つずつ削除申請を行うのは膨大な時間と手間がかかり、属人的な対応には限界がありました。また、一時的に権利侵害に対応したとしても、次から次へと新たな転載コンテンツが生まれ、継続的な対応を行うのは現実的ではありません。

■日本における著作権侵害措置の動き

 EU(欧州連合)における「デジタル単一市場における著作権指令」では、現在SNSやブログ、まとめサイト運営者などのいわゆる場所貸しであるプラットフォーマー側にも、著作権侵害コンテンツをアップロードさせない努力を求めています。これまでは申請があれば対応するというスタンスであった日本においても、今後、議論が活発化する可能性があります。

■「RighTect」ソリューションによる課題解決

「RighTect」は、Web上から自動収集した写真画像、漫画画像、動画、記事テキストなどコンテンツのデータとオリジナルのコンテンツデータを独自の識別AIを用いてマッチングすることにより、高い精度で不正に転載されているコンテンツを自動で検知し、著作権の侵害抑止に役立てることが可能です。

【プレスリリースについてはこちら】

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000060760.html

【RighTectについて詳しくはこちら】

【d.a.t.株式会社について】

d.a.t.は“データの一歩先へ”をコンセプトとして、データとAIの活用により、新たなビジネスの価値をデザインする事業に取り組む企業です。あらゆる産業がデジタル化していく中で、当社独自のテクノロジーを用い、お客様のビジネス革新のサポート、共同での事業開発、自社サービス運営を通じ、社会に貢献していきます。

【会社概要】
d.a.t.株式会社
所在地:〒102-0082 東京都千代田区五番町2-24
TEL:03-6380-9555

【本件に関するお問合わせ】
担当:d.a.t.株式会社 広報
https://dat.co.jp/contact/
※本件に関するお問合わせは上記よりご連絡お願いいたします。

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